こんばんは。八幡(はちまん)武人です。
ダイエット成功事例掲載数・沖縄県No.1パーソナルトレーニングジムを運営しております。
炭水化物抜きダイエット(別名;糖質オフダイエット)は定番のダイエット方法として知られていますよね。
しかし、
「炭水化物を抜くとどんなデメリットや副作用があるのか知りたい」
「健康面に問題はないのか・・・」
など、不安を抱える人も少なくないと思います。
ここでは、炭水化物抜きダイエットのデメリットをまとめました。
マイナス面も知ったうえで、正しいやり方で取り組みましょう。
炭水化物抜きダイエットのデメリット6つ
炭水化物を抜くことのデメリットや副作用は、大きく6つあります。
順に説明しますね。
疲労感・ダルさを感じやすくなる
白米や麺類に含まれる炭水化物の中のブドウ糖は、人のカラダで一番大切な栄養素です。
通常、筋肉と肝臓の中に蓄えられていて、そこからエネルギーとして利用されます。
炭水化物を抜くと、極度のエネルギー不足に陥ります。
車でいうと、ガソリンが切れている状態ですね。
カラダを動かすガソリンがないため、少し動いただけで疲れやすくなります。
仕事やかるい運動で慢性的に疲労を感じやすい場合には、長年エネルギー不足状態が続いていると考えてよいでしょう。
甘いものが欲しくなる
炭水化物を抜いてカラダがエネルギー不足になっている場合は、すぐにエネルギーに変わるものが欲しくなります。
それが、甘いもの。
お菓子やケーキなどの甘いものは、白米や麺類と違って、素早くエネルギーに変わることがができます。
これが、炭水化物を抜くと甘いものを食べたくなる理由です。
筋肉が落ちてリバウンドしやすくなる
炭水化物を抜くと体内で脂肪の分解がすすむため、ダイエットには良いとされています。
体脂肪が落ちるペースが早まるからです。
しかし、見過ごせないのは、同時に筋肉(たんぱく質)も落ちてしまうこと。
すると、基礎代謝が下がり、痩せてもリバウンドしやすくなってしまいます。
これを防ぐには、炭水化物抜きダイエットをするときには、お肉やお魚などのタンパク質を多めに摂ること。
体脂肪だけが落ちるようにして、筋肉量は維持するように心がけるのです。
すると、痩せた後も、リバウンドしにくくなりますからね。
風邪のような症状に見舞われる
炭水化物の中のブドウ糖(白米や麺類に含まれる)は、人のカラダで一番重要な栄養素です。
他の糖質(果糖やショ糖)は無くても人間生きていけるのですが。
ブドウ糖がなければ、人間は生きられません。
炭水化物抜きの初期に起こるのは、それを知らせるサイン。
発熱など風邪のような症状に見舞われることがよくあります。
便秘になりやすくなる
炭水化物、繊維の摂取が減ることで、善玉と悪玉のバランス比率が崩れ、便秘になりやすくなります。
必要な栄養素が入ってこないので、排出するものも少なくなるわけですね。
常に不快感を感じやすくなります。
便秘の原因はさまざまですが、慢性の炭水化物抜きが影響しているケースもございます。
便秘にお悩みの女性は、食生活をみなおしましょう。
頭痛を感じやすい
脳の唯一のエネルギー源は、白米や麺類などの炭水化物に含まれるブドウ糖です。
炭水化物を抜く=ブドウ糖を抜くことになります。
脳の唯一のエネルギー源が不足し、頭痛を感じやすくなります。
とくに、炭水化物を抜いた状態で筋トレなどふんばるような激しい運動をすると、強い頭痛に見舞われることがあります。
非常に危険ですので、炭水化物を抜いた状態で強度の高い筋トレをするのは避けましょう。
結局、炭水化物抜きダイエットはカラダに悪いのか?
一概に悪いというわけではありません。
炭水化物抜きダイエットは、短期間の大幅減量を目標にしているため、多少の副作用やダメージはしょうがないからです。
1ヵ月ほどの短期間であれば、やってみるのもありです。
ただし、3ヵ月以上の長期スパンでおこなうと、症状が悪化して大変なことになります。
激しい頭痛からめまいがしたり、強い疲労感で仕事をこなせなくなるなど、日常生活をおくるのもままならない状態になる危険性だってあるのです。
内臓、血管、脳にもダメージを及ぼす危険性があります。
3ヵ月以上の長期はNGと覚えておきましょう。
まとめ
炭水化物抜きダイエットは、短期間の大幅減量には最適なダイエット方法です。
ただ、いきすぎると、慢性疲労、頭痛、便秘などの問題を引き起こします。
毎日炭水化物を抜くのではなく、週に3回は炭水化物を抜いて、週に4回は炭水化物を食べるなど、すみわけが大切です。
とくに強度の高い筋トレをおこなう日には、必ずおにぎりや麺類などの炭水化物を摂るようにしましょう頭痛の予防になります)
上手に炭水化物を抜くことで、痩せるペースは早まります。
あなたも、3ヵ月で10キロやせのような、大幅減量に成功できますからね。